平 尾今回はトップリーグの話をしたいと思うんだけど、プレーヤーとして実際に戦っている中で、トップリーグ全体についてどんな印象を持ったか聞かせてくれるかな?
元 木こういう試合が10何試合続くというのは、選手としては厳しい戦いになるという感じはありますが、その分プレッシャーのかかる試合が増えるわけですから、ますから、そうしたプレッシャーと戦うことで、世界には近づけるのかなというように思っています。
平 尾そうだね。僕も日本が飛躍的に伸びる一つの要素だと思うね、トップリーグは。今、選手はみんな、きついなと思っているかもしれないけど、その「きつい」ということが大事なんでね。そうした状況の中でやることで、体力だとか技術が身についてくるのではないかと思う。逆に言うと、そうしたゲームをたくさんやることが、技術や体力を上げるのに重要なわけで、ナショナルチームの強化を考えると、このトップリーグは大変大きな効果を発揮するのではないかなと思う。
元 木そうですね。
平 尾今のは元木自身の考えだけど、ほかの選手も日本のラグビーが一つの節目を迎えているという意味で、トップリーグに対する意識というものは、きちんと持ち始めているのかな?
元 木それは、みんなうれしいと思います。僕もやっぱり、トップリーグが始まった年に、プレーしていて良かったという気持ちでやってますから。やっぱり、トップリーグが始まることで、ラグビーの注目度も上がるし、ジャパンの力も上がってくる。そのために、自分たちも何かしたいなという気持ちはありますね。
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