春は別れと出会いの季節——。今年もSCIXラグビークラブから何名かの中高生が巣立っていきました。「クラブラグビーは、選手それぞれが自分のレベルに合ったラグビーを楽しむ場所」。故・平尾誠二前理事長が掲げた理念のもと、中学、高校時代の3年間をSCIXでラグビーに取り組んだクラブ卒業生たちは、皆、ラグビーと勉学を両立させ、コーチ陣が驚くほど立派な進路先を報告してくれました。
コロナ禍が立ち塞がった2020年度、男女高校生の部のキャプテンとしてチームをまとめ、1シーズンを乗り越えた経験を、「これからの社会に活かしたい」と旅立つ、若者二人の声をお届けします——。