春は別れと出会いの季節――。SCIXラグビークラブからも、29名の中高生が巣立っていき、4月からは練習日ごとに初々しい顔ぶれが増えていく、そんなグラウンド風景が見られるシーズンです。「クラブラグビーは、選手それぞれが自分のレベルに合ったラグビーを楽しむ場所」。故・平尾誠二前理事長が掲げた理念のもと、高校時代の3年間をSCIXでラグビーに取り組んだクラブ卒業生の中には、ラグビーと勉学を見事に両立させ、コーチ陣が驚くほど立派な進路先を報告してくれた選手も少なくありません。
そんな若者たちの声をお届けします――。