第3期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』
第8回女子セブンズ練習会

日時:2013年12月8日(日)12:00〜15:00
場所:神戸製鋼灘浜グラウンド人工芝

 12月8日(日)、灘浜グラウンドにて女子セブンズ練習会を行いました。今回、グラウンドに集まったのは、高校生が期末試験期間中ということもあり、中学生が12名。少し寂しい人数となりましたが、和気あいあいとした雰囲気の中で練習会はスタート。

 ランニングやストレッチなどのウォーミングアップを入念に行った後、シャトルラン。その後、SCIX大石嶺コーチの指導のもと、ハンドリングの練習をしました。まずは1列に並んで、大石コーチからパスを受けて、武藤規夫コーチにパス。大石コーチは、「ハンズアップして、コールして!」「パスをもらう時にスピードを落とさない」などとアドバイスを送ります。それを何度も繰り返すと、今度は間隔を広くして。「パスを受けてからすぐにパスするように!」と指示が入りました。続いて、2列になってパス練習。コーチから「外へ流れないように、パスをもらう角度に気をつけて!」「スピードを意識して!」などと声が。最初はなかなか上手くいかず苦戦していた選手たちですが、何度も繰り返す内に、流れずにまっすぐに走れるようになってきました。

 選手の間を広くして、パス練習をした後、シャトルランを挟んで、2対1のアタック&ディフェンスを行いました。いつも言われているように、アタックはスペースに仕掛ないといけません。最初はディフェンスに捕まったりしていましたが、回数を重ねると要領を掴んだようで、パスダミーを入れながら自分で仕掛けたり、味方を走らせたりできるようになっていきました。

 さらに人数を増やして、3対2のアタック&ディフェンス。大石コーチからはパスを受けた2人目の選手のスピードが遅くなっていると指摘がありました。繰り返し行い、いいアタックができるようになってきたところで、コンタクト練習へ。今回はラックオーバーの練習を中心に行いました。コンタクトバックに向かって、倒れている味方とボールをまたぎ、オーバーします。オーバーする時には、低い姿勢で強く当たるようにしなければいけません。しかし倒れている味方を気にし過ぎてスピードが遅くなってしまったり、姿勢が高かったりといった課題が出ました。

 その後、コーチも加わり、2チームに分かれてタッチフットボールを実施。皆、楽しそうに楕円球を追いかけていました。そして最後にシャトルラン、ストレッチをして、練習会は終了。

 総括では、SCIX美齊津二郎理事が「今日は内容の濃い練習会になりました。年内の練習会は今日で最後となりますが、1月6日に行われる東西対抗に向けて、各自練習をしておくようにしましょう!」と話すと、大石コーチは「年末年始には近鉄花園ラグビー場で全国高校ラグビー大会が行われます。大会初日の27日にはU18花園女子セブンズの試合もあります。試合を見る機会を増やして、良いプレーを真似していくようにしましょう!」とアドバイスしました。
ラグビーシーズンまっただ中、高校、大学、社会人が各地で熱戦を繰り広げていますので、たくさんラグビーの試合を見て、楽しく上達していきましょう。

 
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