第3期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』 11月23日(日)、灘浜グラウンドで『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の練習会を開催しました。今回は、福岡県から福岡レディースの高校生チーム、島根県から石見智翠館高校、そして神戸甲北高校が参加することになり、交流戦を実施することに。福岡レディースの高校生チーム、石見智翠館高校はA、Bチームに分かれて、またSCIX近畿セブンズブロックアカデミーの中学生も2つのチームに分かれて、試合を行いました。 各チームでウォーミングアップを行った後、SCIX美齊津二郎理事から「今日は10分1本勝負の試合をたくさん行いますので、ゲームを思う存分楽しんでもらいたいと思います。試合ではボールを持ったらスペースに仕掛けるなど、積極的なプレーをどんどんしてもらいたい。そういうプレーを試合で身につけてほしいと思います」と挨拶があり、交流戦へと突入しました。 SCIX近畿セブンズブロックアカデミーは、石見智翠館高校B、福岡レディースA、福岡レディースBと対戦。初戦となった石見智翠館高校Bとの一戦では、体格で勝る相手から激しいプレッシャーを受け、思うようなアタックができず防戦一方に。早々にトライを奪われ、追いかける展開となりましたが、相手のキックオフからディフェンスを振り切り、そのままトライを奪うなど、積極的なプレーも随所に見られました(7−19)。 1試合目の反省を踏まえてSCIX今村順一コーチから「2人目、3人目のサポートとボールを繋ぐことを意識するように」とアドバイスが送られ、SCIX近畿セブンズブロックアカデミーのメンバーは福岡レディースBとのゲームへ。この試合はハンドリングエラーが出たり、ブレイクダウンで後手を踏んだりと、主導権を終始相手チームに握られ、0—17で敗戦。最後のゲームとなったvs福岡レディースB戦は、試合前に、今村コーチが「最後の試合、楽しんでやろう!とにかく出し切ろう!」と声をかけ、気合い十分でメンバーはピッチへ。開始早々にトライを献上しましたが、SCIX近畿セブンズブロックアカデミーも大奮闘。一人一人が、今持てる力を出し切りました。結局、7—19で敗れはしましたが、選手たちは「やりきった!」と清々しい表情。 今村コーチも「よく頑張った!」とねぎらいの言葉をかけていました。また中学生チームも、高校生に負けず劣らずボールを積極的に動かしたり、タテをついてゲインラインを切ったりと、素晴らしいラグビーを展開し、各チームのコーチ陣から賞賛の声が上がっていました。 閉会式では美齊津理事が「今日は非常に良い練習会になりました。これからもこのように試合ができるような機会を作っていきたいと思います」と話され、交流戦は終了。この後、神戸製鋼コベルコスティーラーズのご好意もあり、クラブハウスのミーティングルームをお借りし、アフターマッチファンクションを実施。ファンクションでは冒頭に福岡ラグビーフットボールクラブGMを務める徳田謙介氏から「素晴らしい天候のもと、良いグラウンドで試合をさせていただき、我々が目指す大会に向けて修正点が分かるなど良い機会になりました」と感謝の意が述べられました。 そして選手同士、簡単な食事をしながら交流を深めた後、交流戦のMVPの発表へ。高校生の部は、福岡レディースの須藤ちひろさんが、中学生の部は、新崎麻未さんが受賞し、記念品のTシャツを贈呈しました。第7回練習会は、試合の経験を多く積むことができたり、他チームと交流を深めることができたりするなど、これまでになく内容の濃いものとなりました。 |
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