第3期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』
第2回女子セブンズ練習会

日時:2013年6月30日(日)15:00〜18:00 
場所:神戸製鋼灘浜グラウンド人工芝

 6月30日(日)、第3期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の練習会を実施しました。この日は流通科学大学で、8月初旬開催の全国高校女子ラグビーコベルコカップの近畿ブロックのセレクションが行われたために、高校生は不在となりましたが、灘浜グラウンドに集まった25名の中学生は元気に練習に取り組みました。指導を行うのは、SCIX武藤規夫コーチと大石嶺コーチです。

 ウォーミングアップ、アジリティートレーニングの後、2人一組に分かれて、いつもより小さめのボールを使ってパス練習。「山なりにならないよう、真っすぐ放るように!」とコーチから声がかけられます。まずは両手で、そして右手だけ、左手だけで行いました。最後に再び両手で速いパスを放る練習をし、さらにパススキルを上げる練習を実施。3チームに分かれてのパス競争では、一番遅かったチームがその場で腕立て伏せ。計3回行い、各チーム、1回負けという結果に終わりました。

 その後、シャトルラン。続いてグリッドを使ったパス練習を行いました。これは、四隅に選手が分かれて、対角線上の選手同士が中央でポップパス。パスをもらう側は、ボールをもらう時にスピードを上げること、コールすること、パスをする側は、相手のスピードを生かして走り込ませるようなパスを意識して放るようになど指示がありました。続いてコーナーからスタートし、中央で走る方向の90度左右にいる選手へパス。この時、大石コーチから「パスをする時に、腕だけでボールを放っている選手が多いので、上半身を使ってパスをするように」とアドバイスが送られました。

 次に4人1組でラインを作りパス練習、そして5人一組になりラインを形成し縦を意識しながらパス回し。パスを回している最中に、笛の合図でボールをダウンすると、一番近くにいる選手がオーバーに入り、もう一人がSHとなり、外へとパスをします。誰がオーバーに入り、誰がSHになるのか、声を出して確認し合うようにと指示がありました。さらにシャトルランを行い、この日の練習のまとめとしてタッチフットボールを実施。
コーチからは「ラインをつくることを意識して」「声をかけて合って」などと声がかけられました。30分ほどタッチフットを行い、締めくくりはシャトルランで。最後に大石コーチから「今日の練習でやったことが、実戦になるとできていませんでした。1つ1つの練習がどういう場面に使われるかを考えて練習に取り組んで、実戦で出せるようにしないといけません。練習の練習にならないようにしましょう」と話しがあり、第2回練習会は終了しました。


▲高校生は流通科学大学グラウンドで行われた、全国高校女子ラグビーコベルコカップの近畿ブロックのセレクションに参加。


 
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