■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の第15回練習会を3月31日(日)に開催し、高校生23名、中学生8名が参加しました。冒頭、SCIX今村順一コーチが選手を集め、「今日の練習が、第二期生最後の練習会になるので、良い練習をして終えましょう」と話し、練習会がスタート。今回も前回同様、今村コーチが高校生を、神戸甲北高校・財田幸治先生、姫路北高等学校・宇都宮靖人先生が中学生を指導しました。 高校生は、4月5日に開催される選抜大会に出場する選手が中心ということもあり、すでに約2時間、みっちり練習を終えた後でした。この練習会では、ショートパスの練習、ショートパスとワイドパスの反復練習を行ってから、アカデミーチームと神戸甲北高校チームに分かれて7対7のアタック&ディフェンスを実施。また実戦が控えていることもあり、スクラムからのアタックをシミュレーションした練習も行いました。すべての練習を終えた後、選抜大会に向けて選手だけのミーティングへ。 一方中学生は、基本プレーのおさらいが中心。まずはボールキャッチから。コーチが蹴ったボールを、両手をハンズアップしてキャッチします。続いて、ボールキャッチにサポートをつける練習。そして前回の練習でも行ったいろんな大きさのボールを使ったミニサッカー。今回もテニスボール、サッカーボール、ラグビーボール、バランスボールとさまざまなボールを使用し、ボールがタッチラインを割ったら、違うボールに変えて行います。「これは、スペース感覚と空間認知、(ボールが変わる)急な変化への対応力を養うために取り入れました。また女子は普段ボールを蹴る経験が少ないので、キック力をつけたいという意味もあります」と財田先生。その後、タックル練習、オーバーの練習が行われ、最後に瞬発力を上げるトレーニングを実施しました。 そしてすべての練習が終わった後、中高生全員が集まり、第二期生最後の練習会の総括へ。まず財田先生が「今日は中学生にはラグビーが上手くなる前に運動能力を高めてもらおうと、それらのメニューを取り入れた練習を行いました。高校生は、この一年間の集大成として選抜大会に臨めるように練習を組みました。近畿は一つ、みんなで協力して一つでもレベルを上げていきましょう」と話した後、今村コーチは「今年は平均月2回、計15回の練習会を開催することができました。4月の選抜大会は、その成果を発揮する場にして欲しい。次年度もさらに向上できるよう、これからも取り組んでいってもらいたいと思います」とゲキを飛ばしました。 最後にSCIX美齊津二郎理事が「今日で平成24年度第2期セブンズアカデミーの練習会は終了となります。この一年間、選手の皆さんご苦労様でした。また技術指導に携わっていただいたコーチ及び先生方、ありがとうございました。改めてお礼申し上げます。24年度は本日で一区切りとなりますが、直ぐに25年度のアカデミーがスタートの予定になっていますので、ここまで高めた技術、体力を落とさないようにしながら、引き続き上を目指して取り組んでいっていただければと思います」とまとめ、練習会は無事終了しました。 |
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