■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』 3月24日(日)、第2回女子セブンズアカデミー交流試合が福岡市にあるさわやかスポーツ広場で行われました。これは公式戦の機会が少ない高校生男子(ユースクラブ)・女子クラブチームに、経験の場を提供するとともに、日本ラグビー協会のセブンズブロックアカデミーパートナオークラブである「SCIXラグビークラブ」と「福岡ラグビーフットボールクラブ」の交流を図るために設けられた大会で、今年で8回目を迎えます。女子の交流試合は、昨年からスタートしました。 試合前、 SCIX今村順一コーチは選手を集め、「昨年のこの大会では大敗を喫してしまいましたが、自分たちに何が足りないかが分かり、課題を練習で修正し、その後の選抜大会では、危機感を持って臨むことができました。そしてそれがボウルトーナメント優勝という結果につながりました。今回、当時のメンバーも残っているので、前回同様、勝敗ではなく、今やれることを今日の試合でやって、足りないところ再確認し、あと3回の練習で修正し、4月の選抜大会を迎えられるような内容にしたいと思います」と大会に臨むにあたってポイントを話しました。キャプテンの樋口奈都葉選手は「今日は声をしっかり出して、今まで練習でやってきたことを出しましょう!」と元気よくチームメイトに声をかけ、ゲームへと突入。 1本目は、相手にブレイクダウンでプレッシャーをかけられ、防戦一方に。こぼれ球を拾われトライに繋げられるなど2トライを献上し、0-10。2本目は、互いに譲らず拮抗した展開となりましたが、5-7という結果に。そして3本目、バイスキャプテンを務める竹内佳乃選手が「ミスが起きても諦めずにやろう!」「声を出して元気にプレーしよう」とゲキを飛ばします。しかし試合は終始相手ペースとなり、0-17 でノーサイド。 試合後、今村コーチは「試合内容は昨年より良くなっています。今日の試合でチームとしても個人としても課題は明確になったと思います。選抜大会まで、あと3回練習できますので、昨年同様に、今年も今日の試合を良い形で選抜大会につなげられるように頑張りましょう」と総括。樋口選手は「今日は練習でやっていることが、試合でできませんでした。ミスが多かったので、それを整理して、練習できっちり修正して選抜に臨みましょう」と反省点を述べると、竹内選手は「個人の技術面で負けているところはあってもチーム力では負けたくない。メンタルやチーム力を上げていき、選抜大会では楽しくプレーできるようにしましょう」と選抜大会に向けて抱負を話しました。 男子の試合終了後は、アフターマッチファンクションが行われ、選手同士、交流を深めました。今回、このような機会を与えてくださいました協会関係者の皆様、素晴らしいグラウンドをご提供いただいたコカ・コーラウエストレッドスパークスの皆様には、心から感謝申し上げます。 第二期生にはこうした経験を活かすとともに、残りの練習で課題を克服し、選抜大会では悔いのない試合をしてもらいたいと思います。 |
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