■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』
第8回女子セブンズ練習会 
日時:2012年10月28日(日)12:00〜15:00 
場所:神戸製鋼灘浜グラウンド人工芝

10月28日(日)、『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の第8回女子セブンズ練習会を開催しました。この日は朝から土砂降りの雨。しかしアカデミー生の日頃の行いの良さのお陰か、どんどん天気は回復し、練習開始時間には太陽が顔を出していました。

最初に、腹筋、立ち幅飛び、10m走、懸垂の測定を実施。
先週の腕立て伏せと同様に腕力を要する懸垂は、どの選手も悪戦苦闘。反動をつけずにゆっくりと腕の筋肉を使って行いますが、1回もできない選手が続出という残念な結果に終わりました。また立ち幅飛びは、2mを目指して測定し、こちらはクリアした選手も多く、まずまずの結果。その後、A、Bチームに分かれて、ラグビーの練習へ。Aチームは今村順一コーチが、Bチームは神戸甲北高校の財田幸治先生が指導しました。

Aチームは1対11の練習からスタート。今村コーチは「ディフェンスに対して、細かいステップを入れて抜いていくように」とアドバイスをします。その後、約10m四方のグリットを作って、2対1、さらにスペースを広げて4対2を実施。「1対1の時のように細かいステップでディフェンスをかわして!」「しっかり前を見て!」等の指示が入りました。4対2の際は、前にスペースがあるのにパスをしてしまってアタックが外に流れてしまうなどが起こり、今村コーチから「ボールキャリアが前を見ていない!また周りの選手はスペースがあることをボールキャリアに伝えるなど、しっかりコミュニケーションをとって!」と声がかけられました。そして最後にセブンズの試合を行い、練習は終了。試合の後、今村コーチは選手を集めて、パスの精度やサポートプレーなど、今日出た課題を上げました。
Bチームは、タックル練習から。タックルされてからのボールのリリースの仕方やタックル後の立ち上がりなどをポイントに指導が行われました。その後、横15m×縦20m程のグリットを使って、ゆっくりとしたペースでアタック&ディフェンスを実施。これまでやってきたことを使って、ラグビーというスポーツを理解していきます。財田先生からは「もっと声をかけあって!」という指示が入りました。さらに横30m×縦50mにまでスペースを広げて練習を行った後、フルコートでアタック&ディフェンスを行いました。

練習後、全選手を集めて財田選手は「今日は測定を行いましたが、次に測った時は記録が伸びているようにしてほしいと思います。アカデミーの練習会は月に2回しかありませんので、それを補うためにも学校や私生活での自主練習が不可欠です。思うだけでなく、行動に移して、個人でもしっかり練習に取り組んでください」と話すと、今村コーチも「毎回の練習や試合で、できたこと、できなかったことをしっかり理解し、できなかったことに対しては、どうしたらできるようになるのかを考えて、できるようになるまで取り組んで欲しい。うまくなりたいという向上心を持って、個人でも練習していって欲しいと思います」と自主練習の必要性を説きました。選手たちには、高い目標を掲げて、到達できるように、個人でも努力してもらいたいと思います!

 
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