■ 第2期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』
第6回女子セブンズ練習会 
日時：2012年9月23日(日)15:00〜18：00　  
場所：神戸製鋼灘浜グラウンド人工芝

9月23日（日）、『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』の第6回女子セブンズ練習会を開催し、Aチーム22名、Bチーム12名の計34名が参加しました。

全員そろってウォーミングアップをした後、フィットネストレーニングを実施。今回のメニューは、100mダッシュを10本走る、1km走です。序盤は余裕の表情だったアカデミー生ですが、徐々に脱落者が。それでもなんとか互いに声をかけ、励まし合いながら、足の故障を持つ数名を除き、全員が完走しました。その後、A、Bチームに分かれての練習へと入ります。Aチームは、今村順一コーチと大石嶺コーチが、Bチームは神戸甲北高校の財田幸治先生と姫路北高等学校の宇都宮靖人先生が指導。Aチームはグリットを使ったパス練習の後、第4回練習会から継続して行っているコーンをディフェンスに見立て、SOからアタックラインを敷いてのアタック練習を実施しました。

練習に入る前に、今村コーチは、どこに気をつけるべきなのか、アカデミー生に質問を投げかけます。すると「ハンズアップ」「外側にスペースがある設定なので、早くボールを外側に動かす」「SOは間合いを考える」などさまざまな意見が。皆、今村コーチのアドバイスをしっかり覚えているようで、前回よりスムーズにボールを展開していました。その後、ブレイクダウンから２次攻撃につなぐ練習へ。さらにトライを獲るまでのアタック練習、コンタクト練習、アタック＆ディフェンスを行いました。今村コーチは「前回よりも上達していますが、トップレベルと比べるとまだまだ。もっと練習を積んで、上を目指してほしい」と話していました。
Bチームはパス練習、コンタクト練習、アタック＆ディフェンスを実施。コンタクト練習では、財田先生の熱い指導の声が飛んでいました。

練習後、宇都宮先生が「全体的にラグビーの理解度を高くなっており、ボール出しもテンポ良くなってきましたが、それをつなぐ肝心のパスが上達していません。こればかりはどれだけボールに触るかですから、時間を見つけて、自宅や早くグラウンドに出てくるなど、もっと練習して欲しいと思います」と総括。この後、隣のグラウンドで行われている神戸製鋼コベルコスティーラーズの練習試合を時間があるものは見学をし、練習会は終了しました。
アカデミー生には、トップレベルを目指して努力を積み重ね、互いに切磋琢磨してほしいと思います 。