第3期 『SCIX近畿セブンズブロックアカデミー』 2014年初の女子セブンズ練習会を、1月13日(月・祝)、灘浜グラウンドにて実施し、中学生・高校生併せて20名が参加。非常に寒い1日でしたが、SCIX大石嶺コーチ指導のもと、約3時間、寒さを吹き飛ばすような熱い練習が行われました。 まずは5人一組となりランニング、2人一組となっておんぶやお姫様だっこ、手押し車などをして身体をあたためた後、姫路北高等学校・宇都宮靖人先生の指導でストレッチや体幹トレーニング。さらに2チームに分かれて、22mラインまでの障害物(コンタクトバッグをジャンプ)リレー、スペースボール、シャトルランを行った後、本格的なラグビーの練習へと入りました。 最初に行ったのは、ハンドリングの練習。四隅に選手が分かれて、対角線上の選手同士が中央でポップパスをします。大石コーチが「パスをもらう瞬間にスピードを上げるように」とスピードの緩急をつけることが大事だとアドバイスが送ると、SCIX武藤規夫コーチからは「ポップ!としっかりコーリングするように」と声がかかりました。 続いてスクエアパス。ここでも武藤コーチから「コールしよう!」と繰り返し注意がありました。さらに左右のパス練習をみっちり行った後、アタック&ディフェンスへ。はじめは狭いグリットを使い、4つのマーカーをディフェンスに見立てて、アタック。アタックが流れないように内側に仕掛けるようにパスしていきます。それがうまくできるようになってきたら、アタック4人に対し、ディフェンス2人のアタック&ディフェンス。ここでは、ボールをうまくキャッチできなかったり、ノックオンをしてしまったりと、初歩的なミスが立て続けに起こり、武藤コーチから「集中するように!」とカツが。なんとか様になってきたら、縦50m×横50mとグリッドを広くして、4対2のアタック&ディフェンスを行いました。 その後、シャトルランを挟んで、コンタクトの練習へ。まずヒット、ドライブ、ダウンを行った後、オーバーの練習。オーバーには、味方を押し込むハンマーとタックラーを押す2つがあると説明があり、両方の練習を行いました。白熱したコンタクト練習の後、コーチも加わり2チームに分かれてタッチフットボール、最後にシャトルラン、ストレッチをし、練習会は終了。 総括では、大石コーチが「パススキルの低さが気になります。パスをしっかりできるようになること、そしてキャッチできるようになることを意識しましょう。またみんな、ミスに対して甘いように思います。ミスすることに対してもっと厳しくならないと。そういう雰囲気を作っていきましょう」と述べると、武藤コーチが「ラグビーはコミュニケーションが大事なスポーツです。パスをする時など、もっと声をかけて、コミュニケーションを取るようにしましょう!」と檄を飛ばしました。 |
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