「睡眠時無呼吸症候群」について、ブログを書き入れてから、たくさんの方から返事を頂きました。

例えば、もう5年ぐらい「シーパップ治療」といって、睡眠時にシーパップという鼻用マスクをして寝てます(寝てる間に小型の空気を送る装置で無呼吸を防ぐ)。

とか、耳鼻咽喉科で検査をして、マウスピースをつくるよう診断されたけど、中々歯医者に行けてない、また、どこの歯医者さんに行って作ってもらったらよいかという質問など。

それから、中学生の息子のいびきがひどいけれど、子どもは大丈夫か?

いろいろな思いの方がいらっしゃることがわかりました。(経過はおいおい聞いていこうと思ってます)

それで、今回は、子どもの「睡眠時無呼吸症候群」について書いていきます。

このことはまだ、あまり知られていないので、子を持つお父さん、お母さんはぜひ、最後まで目を通してください。

最近は、子どものイライラ、集中力不足、食欲不振や成長の遅れが気になる親が多いです。

実は、これらは睡眠障害が引き起こしているということが研究からわかってきているそうです。

インターネットやゲーム、塾通いの影響で、夜更かしする子どもが激増中です。

これと並行して、「睡眠時無呼吸症候群(いびき)」の子どももふえています。この病気の患者の2%は学齢期の子どもたちと言われています。

成長途中の子どもの「睡眠時無呼吸症候群(いびき)」は、大人よりもずっと深刻だそうです。

睡眠不足から、成長ホルモンの分泌が減少するため、発育が遅れたり、だるさが、体だけでなく、心にも悪影響を与え、不登校や引きこもりのきっかけになっているとのことです。

ですから、健全な心身の成長のためにも、子どもの「睡眠時無呼吸症候群(いびき)」は要注意です。ぜひ、気を付けて見てあげてください。

2005年の文部科学省の調査で、全国の小4から中3までの約6300人に行ったアンケートでは、小4で5.1%、小6で11.8%、が午前0時以降に寝ています。中3では何と64.8%もいます。

大人の場合は、睡眠不足だと、日中に居眠りなどで眠気を解消しようとしますが、子どもは、眠気を意識できないこともあり、動き回ったり、イライラしたりして眠気を打ち消すような行動をとることがあるといわれています。

寝不足が続くと、頭がボーッとしたままで、授業に集中できず、成績も奮わないかもしれません。慢性的な倦怠感から運動が苦手になってしまうこともあるようです。

こうした子どもは、いつもイライラしたり、突然キレたりしがちだそうです。

眠気を紛らせるために無意識で、体を動かす傾向もあるそうです。

多動性障害(ADHD)になる可能性が、「睡眠時無呼吸症候群」でない子どもの4倍高くなるという報告もあります。

重ねて言いますが、子どもの「睡眠時無呼吸症候」(いびき)はとても怖いです。

両親のどちらかがいびきをかく場合、その子どもがいびきをかく確率は、両親ともかかない場合の3倍になるという調査結果もあります。

でも、大丈夫、子どもの場合も「睡眠時無呼吸症候群」は治ります。

きちんと治療することで、情緒不安定や集中力がないなどという症状も改善された例も少なくないそうです。

また、多動性障害と疑われた子どもが「睡眠時無呼吸症候群」だと診断され、治療によって改善したという実例もあるそうです。

もしも、いつもいびきをかいているなど、子どもの態度や行動が変だなと思ったら、まず、睡眠の専門医(もしくは耳鼻咽喉科の先生)に相談されることをお勧めいたします。

最近は食育ということも言われてますが、結局のところ親自身がちゃんとした生活習慣をして、それを子どもにも躾けていくことが一番だと思います。子どもは親の鏡ですから。

参考文献等 「意外とこわい睡眠時無呼吸症候群」 成井浩司著 講談社+α文庫、Wikipedia