misaizuさんからのリクエストにお応えして、簡単な展望を申し上げます。15日の決勝戦は、日本対アメリカで間違いないです。これは歴史、競技人口、選手の技術とパワーとスピリット(大和魂)の結果そうなるに違いないです。
まだアメリカのゲームがないので、新聞や雑誌のデータや記事で判断しますと、代表45名中25名が1部リーグから選出されてますし、QBやバックスのデータを見ても優勝の最有力候補です。
100KGを超えるRB陣は、日本選手よりも20KG以上重く、タックルするにも2,3人では止まらないですね。ダンプカーが走ってくるのを5,6人がかりで、毎回止める感じで、時間の経過とともにケガと疲労との戦いになります。
パス成功率もハイレベルですから、効果的にブリッツなどを入れ、相手のペースをズタズタにすることが必須です。
ディフェンスはある程度個人技で抑え込むことも可能でしょうけど、オフェンスはかなりの練習が必要ですから、急造のアメリカ代表に、完成度の高い日本代表は十分に勝機があると思ってます。俊足揃いのバックス陣ですから、OLのワンヒッティングで、駆け抜けて、カットバックして、そのままタッチダウンすることを夢に見てます。
奇策ではなく、王道で、すなわち、スピードとパワーとテクニックのコラボレーションで、勝ってほしいものです。

この後のチーム紹介は、ワールドカップのHPから主に引用させていただいてます。詳しく知りたい方はhttp://wc2007.info/index.html にアクセスしてください。

◎史上最強のチームで大会3連覇に挑む日本代表
日本は個性豊かな3人のQBの起用法が大きなポイントになります。パスコントロールの正確無比なベテラン冨沢(ON−SKY)が最も高い信頼が高いが、甲子園ボウルを沸かした高田(松下電工)と波木(アサヒビール)の強肩とスクランブル能力も大きな武器だと思います。
WRでは学生から唯一(二)選出された戸倉(法政大)、前田(立命館)の活躍が期待される。RBは古谷(オービック)、杉澤(ON−SKY)、石野(松下電工)と走力と、パス捕球力の高いメンバーが揃っています。
体格差のある外国チームに対し、スピードとテクニックで初戦のフランス戦を完封したのは圧巻です。LBもできるDE山中(松下電工)、DB経験を持つLB古庄(オービック)ら、複数ポジションをこなせる選手を多く揃えているのが特徴です。
初代表のメンバーが多い中で、3大会連続出場を決めたのは、DL脇坂(松下電工)とDB野村(松下電工)です。最年長38歳で主将に任命された脇坂選手は、史上最強のディフェンスラインメンの1人で、スペシャルプレーでのポジションも必見です。
◎本場の威信をかけて初出場初優勝を狙うアメリカ代表
ついにアメリカが、W杯初参戦です。アマチュア選手をサポートし、米国内でのフットボール普及と発展目的に設立された非営利組織であるUSA連盟が、米国史上初となるナショナルチームを結成し、NCAA(全米大学体育協会)所属大学で活躍した06年度卒業生からメンバーを募り、バランスよく選出したそうです。
代表45名中、NCAA1部所属チームからは25名出場します。注目はテキサスクリスチャン大を昨シーズン12勝2敗の好成績で全米22位に導いたエースQBジェフ・バラードです。通算パス成功率61.6パーセントは同大史上最高記録で、06シーズン、自らのランで110回533ヤード8TDを稼ぎ出した走力も大きな武器です。
バラードのメイン・ターゲットとなりそうなのは、WRスティーブ・オドム(トレド大)。攻撃ラインの平均サイズは192.9センチ133.7キロで、185センチ114キロのテイラー・クレイグ(イエール大)、180センチ104キロのコディ・チルド(ウィスコンシン大スティーブンス・ポイント)らRB陣も重量級が揃っています。
ダーリントン守備コーチが得意とするディフェンス体型は、4−3をベースにブリッツを多用するスタイルです。フロントはDL7名中、DE6名を選出し、スピードを重視してますが、核となるのは192センチ114キロのDEショーウン・ムーワヘッド(アイオワ州立大)。LBはノースウェスタン大で主将を務めた188センチ114キロのデメトリアス・イートン、06年プリンストン大のアイビーリーグ優勝の原動力となった日系4世ブリッグ・ウォーカーが中心となりそうだ。ヴァージニア工科大FSキャリー・ウェイドが最後尾でエンドラインを死守するはずです。
アメリカ代表は第2ブロックに所属し、7月10日に韓国と、12日にドイツと対戦する。NFLEL経験者を多数揃えて打倒・アメリカに燃えるドイツとの対決は、迫力に満ちた注目の一戦となりそうです。
◎超大型ラインの迫力の欧州王者スウェーデン代表
 05年の欧州選手権で強豪ドイツを16対7で破って欧州王者となり、予選免除となる欧州第一代表枠を獲得したスウェーデン。99年イタリア大会に続き2度目のW杯参戦で、決勝進出を狙ってます。
最大の特徴は、アメリカ代表を超える大型の攻守ラインマンを揃えていることです。6月7日発表の75名のロースターでは、OLの平均が193.3センチ133.9キロ、DLが188.5センチ120.5キロと参加国随一のサイズだそうです。
ボールコントロールを心情とする攻撃は、OLのブロック力を武器に、I体型からのパワープレーを軸に展開する。
OLの中心は188センチ144キロのCカールーヨハン・ブロムヴァル。米国NCAA1部のテンプル大出身で、昨年よりNFLELハンブルグ・シーデビルズに参戦。05年フランクフルト・ギャラクシーに参戦したFBヨアキム・ホルム(190センチ110キロ)を筆頭にRB陣も平均181.7センチ100.3キロとパワフルな陣容です。
パスの切り札は欧州選手権のドイツ戦でも中心的役割を果たしたWRクリスチャン・マルム。05、06年とハンブルグでプレーし、今季はケルン・センチュリオンズで参戦中です。
4-3体型をベースとする守備では、現在アムステルダム・アドミラルズでスターティングメンバーとしてプレーしているMLBカールーヨハン・ビョルクが必見です。
Kオラ・キムリンも04年にNFLワシントンでレギュラーシーズン5試合に出場した実力者です。02年シーズン終了後に練習生としてNFLデンバー・ブロンコスのキャンプに参加した際には、プレシーズンゲームで65ヤードFGを成功させた実績を持っています。
スウェーデンは第1ブロックに所属し、7月10日にフランスと、12日に日本と対戦する。日本にとって決勝進出へ向けた最大の強敵となりそうです。
◎打倒・米国に燃える欧州最大のフットボール王国 ドイツ代表
前回大会3位のドイツはNFLヨーロッパ6チーム中5チームが本拠地を置き、競技人口が1万7000名に及ぶ欧州最大のフットボール王国です。90年代後半から欧州トップレベルの実力を誇り、05年7月にドイツ、スウェーデン、フランス、オーストラリアが参加して開催された第7回ワールドゲームズ・エキシビションで優勝。その直後に行われた欧州選手権ではスウェーデンに7対16で惜敗したが、昨年8月5日に行われた欧州予選でデンマークに68対7と大勝し、欧州第2代表として2大会連続の出場権を勝ち取っています。
ワン・バック体型を取り入れ、左右にショートパスを振り分ける攻撃スタイルなど随所でNFLELの影響をうかがわせますが、最大の強みは、攻守にNFLEL参戦経験を持つ選手を揃えていることです。
攻撃は97年から代表入りし、03年ドイツ大会でも攻撃を率いたQBヨアヒム・ウールリッヒが健在だ。99年にNFLELフランクフルト・ギャラクシーで優勝を経験。05年ワールドゲームMVPと05年欧州選手権のトーナメントMVPに輝いています。
OLでは今季NFLEL初参戦のOTケビン・アンス・イェボー(フランクフルト)が若手のホープです。
守備はDB陣のスピードが武器です。最後尾を固めるSFオリヴァー・フレミングはベルリン・サンダー参戦3年目。05年はレギュラーシーズン全10試合に出場し、06年は31タックル2フォースファンブルを記録した実力者だ。国内でも04年ドイツリーグで優勝し、最優秀守備選手を受賞しています。
DLグンナル・ウィンクラーは、05、06年ドイツリーグ優勝の強豪・ブラウンシュヴァイク・ライオンズの中心選手です。
 第2ブロックに所属するドイツは、7月8日に韓国に勝利。12日に欧州最大のフットボール王国の誇りをかけて打倒・アメリカに挑戦します。
◎国内選手・在日選手連合で気概の初挑戦 韓国代表
1月に行われたアジア・オセアニア地区予選でオーストラリアを22対13で破り、初となるW杯代表権を勝ち取った韓国代表。韓国と日本のフットボール界は友好が深く、今大会へ向けてヘッドコーチに大阪産業大学・茨木克治監督を招聘。正重高志攻撃コーディネーター(アサヒ飲料攻撃コーチ)、大島康司守備コーディネーター(立命館大守備コーチ)ら日本人コーチが中心となってチームの強化に努めてきたそうです。
攻撃8名、守備4名、スペシャルチーム2名計14名の在日選手がチームの中核を担ってます。
攻撃はIフォーメーションからの確実なボールコントロールが基本だそうです。アサヒビールT趙元来(チョ・ウォンレ)、早稲田大G趙学来(チョ・ハクレ)、アサヒ飲料C/G岩本尚奉(ブ・サンボン)を中心とするOLの出来が大きな鍵を握ると見込んでいるそうです。
QBは堅実なプレー遂行能力を持ち走力もあるブルザイズ東京QB金沢景敏(キム・キョンミン)と、パスを得意とするパク・キョンベを併用だそうです。
TBはエースのキム・スミンに、ブルザイズ東京TB光山宗孝(キム・ジョンヒョ)がスピード溢れるランで活躍が期待されます。
守備も富士通DL李宣炯(イ・ソンヒョン)、鹿島DL金保善(キム・ボソン)、富士通でプレー経験を持つLB金城泰範(キム・テボン)、アサヒ飲料DB谷原信博(ガン・シンパク)と在日選手が各ポジションの要となります。予選で勝利につながるインターセプトを演出したCBキム・スゴンは瞬発力と敏捷性に優れた注目の存在です。
最大の懸念は国内選手と在日選手での合同練習がほとんど出来なかったことだそうだが、8日のドイツ戦では2-32で敗戦、懸念が現実になった。10日のアメリカ戦での健闘を祈る。
◎フランス代表
 1月6日に行われた欧州第三代表決定戦でフィンランドに25対6で快勝し、2大会連続のW杯出場を決めたフランス。第1ブロックに所属し、7月7日の開幕戦で日本代表と対戦した。予想を上回る大差(0-48)で敗戦したが、10日のスウェーデン戦で実力を発揮してもらいたいです。
攻撃はバックフィールドの能力の高さを生かしたオープンプレーが武器です。QBウィリアム・レオナルドデュサは弱冠21歳ながら05年にドイツで開催されたワールドゲームズの時から代表入りを果たしていた伸び盛りのホープ。
核となるのはRBサンディノ・オクトーブル、RBローラン・マルセリーヌ、WRマルク・アンジェロ・スマ、TEヨアン・シュエネのNFLEL経験を持つ4選手です。
陸上競技出身のRBサンディノは03年から4シーズンをアムステルダム・アドミラルズに参戦。03年〜06年にバルセロナ・ドラゴンズとライン・ファイヤーでプレー経験を持つRBローランは、フランス国内リーグで02年に1シーズン1500ヤードラッシュを記録して最優秀RB賞を受賞している。サンディノが182センチ98キロ、ローランが185センチ100キロと恵まれた体躯でスピードも申し分なく、この2人の迫力に満ちたランが攻撃の基軸になります。
WRマークは00〜04年までフランクフルト・ギャラクシーでプレー。03年には19捕球288ヤード1TD、第3週に週間最優秀国際選手賞を受賞する活躍で、シーズン終了後にNFLクリーブランドのサマーキャンプに参加した経歴を持ってます。
今季アムステルダム参戦でNELEL5年目となるTEヨアンは、フランス代表チームでは97年から主力選手として活躍しているベテランです。
 守備ではベルリン・サンダーに参戦経験のあるLBニコラ・プレヴォストが中核を担います。