最近、新聞や週刊誌でも、よく目にしますが、『標準生命表』が11年ぶりに改定されます。そうなるとどうなるかというと、多くの保険会社の保険料が変わります。
でも、これは4月2日から新規に加入する分からですから、既存分はほとんど変更がないようです。しかし、見直しを考えている場合はいい機会だと思います。
この『標準生命表』というのは何かというと、簡単にいうと、各年齢における死亡率を一覧にしているもので、保険会社が保険料を出す場合のベースとなるものです。前回は1996年に改定されたのですが、今回のものと比較すると、例えば、50歳の男性の場合、人口1000人に対しての年間死亡者数は、‘96年は3.8人、’07年は3.7人にちょっと減少、60歳では、同様に、10.2人が、8.3人に、70歳では、25.1人が21.9人に、80歳では、71.3人が60.3人に大幅に減少しています。
でも、30歳では、0.84人が0.86人に若干ですが増えているようです。この要因は、自殺者が増えていると言われています。
なぜ、今改定されるのかというのは、諸説ありますので、言及しませんが、我々に直接関係してくるのは、保険料がどうなるかですよね。
平均的なサラリーマンが、生涯で支払う生命保険料は1000万円とか2000万円とか言いますから、ホントに、家(住宅ローンや家賃)に次ぐ大きな出費項目です。無駄にならないようにすることが肝要です。
生命保険は大きく分けると、終身保険と定期保険の2つに分けられますが、死亡率が下がるということはどういうことでしょうか?
保障される期間にもよりますが、概ね、期限を切っている定期保険(例えば今から10年間を保障するという保険等)は下がります。終身保険は、今までも死ぬまで保障されていますから、現実的には人間はいつかは死ぬので、保険料はあまり変わらないと思われます。
商品性の違う、終身タイプの年金保険や医療保険は、長生きされるほど保険会社はリスクが増えますから、値上がりするでしょう。
もっとも、一部の生保は(医療保険について)戦略的に下げたりするところもあるようですので、これから見直しなどを考えている方、情報収集に努めてみてください。