この週末から、神戸、大阪では、高校生を中心に、新型インフルエンザが急速に感染拡大しています。

新聞やニュースの報道はかなりセンセイショナルですが、私の回りは至って落ち着いてます。

ぜひ、慌てずに対応していただきたいと思います。

いろいろとお聞きになっているかとは思いますが、私からも、新型インフルエンザの感染予防策とマスク使用に関するアドバイスをさせていただきます。

新型インフルエンザのウィルスは、これまでの情報では、今回のウィルスは弱毒性で早期の治療が大切とされています。

万一、発熱・咳などの疑わしい症状がある場合は、最寄の自治体の発熱相談センターに相談して、その指示に従ってください。(24時間対応です)

また、厚生労働省、感染地域の自治体等から発せられる情報にも留意ください。

1.感染予防策

1.1.咳エチケットの徹底
・咳やくしゃみの際は、ティッシュなどで口と鼻を披い、他の人から顔をそむけ、2メートル以上離れる。ティッシュなどがない場合は、口を前腕部(袖口)でおさえて極力、飛沫が拡散しないようにする。
・使用したティッシュはすぐにゴミ箱(蓋付きが望ましい)に捨てる。
・症状(咳・くしゃみ・鼻汁など)がある人は積極的にマスクを着用する。
・マスクを着用中にくしゃみをする場合は、そのままくしゃみをし、新しいマスクヘ交換する。

1.2.手洗い・うがいの励行
・外出後、不特定多数の者が触れるような場所を触れた後は手洗いを行う。
・手洗いは、流水と石鹸を用いて15秒以上行い、洗った後は水分を十分ふき取る。手洗いが不十分なことも多いため、アルコールを手指にすりこむ事がより効果的です。
・玄関やオフィス内など、流水と石鹸がない状況ではアルコールでの手指消毒が効果的です。
・外出後、水でのうがいを行う。

1.3.触らない・近づかない
・不必要に口や鼻の周り、眼を触らない。粘膜からの感染を予防します。
・症状(咳・くしゃみ・鼻汁など)がある人には近づかない。2m以上離れることが望ましい。
・不特定多数の者が集まる場所にはなるべく行かない。咳、くしゃみによる飛沫感染を防止します。
・不特定多数の者が触れるような場所はなるべく触らない。(例:手摺、吊革、ドアノブなど)

2.マスク使用のガイドライン

症状のない人が、予防的にマスク(通常市販されている不織布製マスクやサージカルマスク)を着用することで、感染に対する一定の予防効果が期待されます。

但し、マスクはあくまでも補助的な感染予防策です。前述の感染予防策(咳エチケット、手洗い・うがい、触らない・近づかない)の実践が最も肝要です。

2.1.症状(咳・鼻汁・咽頭痛・くしゃみ・発熱などの急性呼吸器症状)がない場合

下記のいずれかの場合、マスクの予防的使用を推奨します。
・厚生労働省が第二段階(国内発生早期)と発表した場合(すでに5月15日に発表済みです)
・海外渡航期間中または、感染蔓延国または地域(メキシコ、アメリカ、カナダ)から帰国後一定期間(帰国後1週間)

マスクの使用方法
・原則1日1枚の使い捨てとする
・くしゃみをした場合、飛沫をあびた場合、古いマスク等は蓋つきのゴミ箱に捨てる
・マスクを捨てた後には、必ず手を洗う
・通勤時及び外出時には、必ず着用する

2.2. 症状(咳・鼻汁・咽頭痛・くしゃみ・発熱などの急性呼吸器症状)がある場合
・即時にマスクの使用を開始する
・使用方法は、「2.1症状がない場合」を参考に「完治するまで常時着用」とする。
・マスク着用による気分不良などの場合、症状がなくなるまで自宅療養とする。
・周囲へ感染させないよう、マスク着用に加えて、感染予防を徹底する
・新型インフルエンザが疑われる場合(感染蔓延国または地域から帰国後一定期間、国内発生地域居住、感染者との濃厚接触など)は、マスク着用の上、直ちに最寄りの保健所へ連絡する。

注)下記は、2009年5月18目現在の情報です。いずれも外務省、厚生労働省、国立感染症研究所等の情報、および今後のウイルス毒性等により変更される可能性があります。